Shifted-Krylov部分空間法に基づくソルバー・ライブラリ Kω ver. 0.1を公開しました。
2016年度 ソフトウェア開発・高度化プロジェクトの支援を受け開発されている、Shifted-Krylov部分空間法に基づくソルバー・ライブラリ Kω ver. 0.1が公開されました。本ソフトウェアでは、ハミルトニアン行列と状態ベクトルを入力として動的相関関数を効率よく計算することができます。多体問題計算ソフトHΦと併用することで、Hubbard模型、近藤模型、Heisenberg模型などの量子格子模型の動的相関関数を計算するミニアプリが付属しています。
なお、吉見一慶氏、河村光晶氏がソフトウェア開発・高度化プロジェクトの主メンバーとして携わっています。特に本ソフトウェアの開発・公開にあたっては、河村光晶氏が主要開発者として貢献しています。
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